北海道日本ハムファイターズの未来を担う存在として注目される達孝太投手。
若手投手陣の中でもそのポテンシャルの高さは際立っています。
シーズン終了間際になった今、話題となっているのが「新人王の獲得はあるのか?」という点です。
どのような結果になるのか、プロ野球ファンの皆さんはドキドキしているのではないでしょうか!?
一方で、「達投手は4年目なのになぜ新人王なの!?」なんて声も聞こえてきます。
本記事では、NPB新人王の条件と、達投手の今シーズンの活躍を振り返ります。
達孝太プロフィール
氏名 | 達 孝太(たつ こうた) |
生年月日 | 2004年3月27日 |
出身地 | 大阪府(堺市) |
身長 | 194 cm |
投打 | 右投げ/右打ち |
血液型 | B型 |
経歴 | 浜寺南中(泉州阪堺ボーイズ) → 天理高 → 日本ハム(甲子園出場歴有) |
ドラフト | 2021年 ドラフト1位で北海道日本ハム入団 |
背番号 | 16 |
新人王ってどんな賞? 権利が残る仕組み
プロ野球の「新人王」と聞くと「1年目のルーキーだけ」と思いがちですが、実際は少し違います。
過去に一軍での登板数や打席数が少なければ、2年目以降でも新人王を狙えるのです。
新人王の“有資格者”の条件をまとめてみました。
- 日本プロ野球に初めて所属した選手であること
- 支配下登録から5年以内であること
- 海外のプロ野球リーグに参加した経験がない
- 以下の基準を超えていないこと
- 投手:通算登板30イニング以内
- 野手:通算打席60打席以内
- 受賞は1回のみ
- 外国人選手は原則対象外(ただし高卒など、日本で育成された場合は例外あり)
以上のような規定がNPBで定められています。
これまでの達投手成績
さて、それでは達投手はこれまでどのような成績を残してきたのでしょう?
年度 | 所属球団 | 登板回数(試合) | 投球回 | 勝–敗 | 防御率 | 奪三振 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 北海道日本ハム | 1 | 3.0 | 0-0 | 0.00 | 2 |
2023 | 北海道日本ハム | 0 | — | — | — | — |
2024 | 北海道日本ハム | 1 | 5.0 | 1-0 | 0.00 | 4 |
30イニングに満たないどころか、10イニングも投げていなかったとは!!
確かに十分新人王の“有資格者”ですね。
2025シーズンの達孝太
今シーズンの新人王候補筆頭といわれる達孝太投手の成績を振り返りましょう。
年度 | 所属球団 | 登板回数(試合) | 投球回 | 勝–敗 | 防御率 | 奪三振 |
---|---|---|---|---|---|---|
2025 | 北海道日本ハム | 16 | 107.2 | 8-2 | 2.09 | 94 |
※2025年10月3日現在
まさしく飛躍の年となりましたね!
今年は特に、「デビューから全て先発登板での連勝」のNPB記録(7連勝)で大きな話題となりました。
そしてシーズン終盤の9月27日には、プロ初完封勝利も飾りました。
この2つのトピックスと、チームが最後まで優勝争いを繰り広げていたことは、
新人王争いに大きなプラスとなりそうですね。
まとめ
今年のパ・リーグは達孝太投手の他にも有力な候補者で溢れています。
ロッテ・西川史礁選手、高野脩汰投手、山本大斗選手
西武・渡辺聖弥選手、山田陽翔投手
楽天・宗山塁選手
これだけ多くのライバルがいる中、
新人王を獲得することができたら、大きな自信につながりそうですよね!
日本ハムファイターズ、そして侍ジャパンの核となる投手になることを期待しましょう。