テレビで見る牧野ステテコさんは、

一度見たら忘れられないインパクトのあるビジュアルと名前、

独自のキャラクターが魅力ですが、その原点は何だったのでしょうか。

この記事では、大学卒業後のAD時代からお笑いの世界に飛び込むまでの“若い頃”、

そして現在の女芸人としての活躍を詳しくご紹介します。

プロフィール

牧野ステテコさんは、見た目のインパクトとユニークなキャラクターで多くのファンを惹きつけるお笑い芸人です。

1979年生まれ、富山県黒部市出身で、現在は浅井企画に所属しています。

テレビ制作会社でADとして働くなど、芸人になる前に社会人として働いた経歴を持ちます。

25歳でお笑いの道を志し、

ワタナベコメディスクール」でお笑いの基礎を学んだのち、ピン芸人として活動をスタート。

下積み時代を経て2017年に開催された「THE W」で準優勝、知名度を一気に高めました。

最近はアウトドア好きとしての一面もメディアで紹介されることが多く、

ロードバイクや登山を楽しむ姿も話題になっています。

若い頃/芸人になるまでのステップ

大学卒業後、牧野さんはまずテレビ番組制作のAD(アシスタントディレクター)として働き始めます。

代表的なのが『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ)などの番組で、

素材集めやお茶出しなど現場の裏方を務めていました。

しかし、深夜までの編集作業や、昼夜逆転といったハードな環境に疲れてしまう日々だったそうです。

約6ヵ月ほどでADの仕事を辞め、その後はテレアポなどのアルバイトをしながら、

「何か面白いことをやってみたい」という思いで時折お笑い・演技のワークショップに参加するようになります。

ワークショップでの経験が転機となりました。

演技や即興芝居、コントなどをやってみて、

「大人になってから心から笑う機会が減っていた」という自分に気づき、「これだ」と感じたと言います。

そこから、本格的にお笑いの世界へ進むことを決め、ワタナベコメディスクール1期生として入学します。

芸人デビューは2005年。

最初はコンビ(マッキアイアイ)を組んで活動しますが、

2006年には相方が家庭の事情(実家の仕事を継ぐ)でコンビを解散し、

そこから牧野さんはピン芸人へと転身します。

若い頃は、ネタが滑ってしまったり、賞レースで思うように勝ち上がれなかったりと苦労も多かったようですが、

その経験が今の個性的な芸風を作る基盤になっています。

ブレイクと代表ネタ

ピン芸人になった後、牧野ステテコさんの芸風は徐々に確立されました。

キャラクター性の強いネタが多く、持ちネタには「乙女ちゃん」、「パンチラ牧野」、「ウマのウマ子」、「たまらん子」、そしてポールダンサー風の「ポール牧野」などがあります。

これらは見た目やキャラクターで印象を残すタイプのネタで、観客の記憶に残ることが多いです。

2017年の女芸人No.1決定戦 THE W では、「ポール牧野」のネタで決勝に進出し、惜しくも準優勝。

頂点には立てなかったものの、これが大きなブレイクのきっかけとなりました。

「THE W」 準優勝後は仕事の幅が一気に広がり、テレビ番組のバラエティ出演だけでなく、

ドラマや舞台、映画のオファーも増えてきています。

見た目のインパクトとユーモアを兼ね備えた芸風が、それらの方面でも評価を得ているようです。

現在の活動と多様性

現在、牧野ステテコさんはピン芸人として、バラエティ番組を中心に多方面で活躍している他、

SNSでの発信も活発で、中国版TikTok「抖音(Douyin)」にアカウントを開設し、

中国に向けた活動を行ったこともあります。 国際的な芸人を目指しているのでしょうか!?

そして日本でもなじみのある、YouTubeでもチャンネルを開設し自身で発信しています。

趣味・特技としてはアウトドアが好きで、登山やサイクリングなどを楽しんでおり、

その体力・行動力が芸人としての持久力にもつながっていると語られることもあります。

さらに、最近は「ババア流星群」という40代以上の女性芸人のみを集めたお笑いライブへの出演や、

後輩芸人とのユニット活動にも挑戦しています。

賞レースへの出場も視野に入れて、お笑い人生における新たな段階を迎えているところです。

そんな牧野さんの多方面にわたる活動を詳しく知るには、

現在頻繁に更新されているXの投稿が1番かもしれません。

他の芸人さんとの交流なども楽しむことができます!

まとめ

牧野ステテコさんの魅力は、見た目のインパクトやキャラクター性だけでなく、

「変化を恐れずに挑戦を続けてきたこと」にあります。

若い頃、コンビだった相方との別れや、ネタの滑り、

賞レースでの敗退などを乗り越えて、今の個性を確立してきました。

今後は、より多くの舞台・ライブでの存在感を増していくこと、

またメディアやSNSでの発信を通じてファン層を拡大していくことが期待されますね。

加えて、趣味やアウトドア活動と芸の融合、新しいキャラクターやユニットでの展開なども見逃せません。

これからも「意外な一面」や「自分らしい表現」で、牧野ステテコさんの進化を目撃できるでしょう。