やり投げ日本代表選手・﨑山雄太(さきやま ゆうた、1996年4月5日生まれ)選手。。

学生時代から着実に実力を伸ばし、2025年の日本選手権では87.16mを投げて優勝しました。

この87.16mは日本歴代2位となる好成績でした。

現在は愛媛県を拠点に活動を続けており、地元ファンの大きな声援を背に、

世界の舞台へ挑戦し続けています。

ここでは、﨑山選手のこれまでの歩みと最新の活動、そして今後の展望を紹介します。

体育の授業でやり投と運命の出会い

奈良県出身の﨑山雄太選手は、高校まで幅跳びの選手でした。

やり投に転向したきっかけはなんと“体育の授業”だったそうです。

﨑山選手が通っていたのは関西創価高校。

体育で「やり投」の授業があり、

そこでの経験が運命の出会いとなったようです。

人生、どこで何がきっかけになるか本当にわからないものですね。

やり投を始めて2年後の高校3年時には、インターハイへ出場するまでに成長しました。

やり投げでの戦績と成長の軌跡

高校卒業後は、日本大学へ進学し、

同大学のOB、村上幸史氏の指導の下、着実にその力を伸ばしていきました。

大学進学後は、今治明徳高校で村上幸史氏などを指導した濱元一馬氏の下で競技を続けることに。

すると、全国規模の大会でも好記録をマークするようになり、関係者からも注目される存在となりました。

フォームの美しさと安定感が特徴で、大舞台でも力を発揮できる精神的な強さも評価されています。

2020年代に入り、各地の大会でコンスタントに自己ベストを更新し続けている点も、

彼の大きな成長の証といえるでしょう。

やり投げは一瞬の動作に全てが凝縮されるため、選手によっては安定して好記録が出せず悩むこともあります。

しかし、﨑山選手は基礎トレーニングを大切にし、怪我を防ぎながら確実にステップアップしてきたことで、

安定したパフォーマンスを維持できているようです。

2023年には日本歴代5位の83.54mを、

そして2025年には日本歴代2位の87.16mを記録!

その結果、2025年9月に開催される「東京2025世界陸上」にも国の代表として選出され、

記録更新とメダル獲得に大きな期待が寄せられる存在にまで成長しました。

男子やり投の日本記録は溝口和洋さんの87.60m。なんと30年以上破られていない大記録なんです!

愛媛を拠点に成長を加速

大学卒業後、拠点を愛媛県今治市に移した﨑山選手。

「恩師との出会い」と「陸上に専念できる環境」

この2つがそろった愛媛という地で競技を続けてこられたことが飛躍の要因なのでしょう。

現在も所属は「愛媛競技力本部」。

県のスポーツ専門員といったポジションに就いています。

「愛媛から、世界へ」を合言葉に、2025年9月に自身2度目の世界陸上に挑みます。

﨑山選手・東京2025年世界陸上タイムテーブル

﨑山選手・競技日程

DAY5

9/17(水) イブニングセッション

19:10~男子予選A

20:45~男子予選B

DAy6

9/18(木) イブニングセッション

19:23~男子決勝

日本新記録の更新!そして表彰台への期待が高まりますね!

まとめ

常に限界を超えようと挑み続ける﨑山雄太選手。

その姿勢は、多くのファンに感動と勇気を与えています。

これからの大舞台でさらなるドラマが生まれることと思います。

愛媛から全国に広がった﨑山選手への応援の声はますます熱を帯びていくに違いありません。

最後に、

﨑山選手はインスタグラムで情報を発信されています。気になる方は要チェックです!

﨑山雄太 (@jav_yuta45)