RIZINのヘビー級で急浮上中のエドポロキング選手。
日本ハムにドラフト2位指名された、エドポロ・ケイン選手のお兄さんとしても話題です。
204cmの体躯から放つヒザと連打は破壊的で、デビューからインパクト十分の連勝を重ねています。
一方で、言葉や所作に滲む素朴さや誠実さも魅力。
この記事では「どんな選手か?」「どんな人柄か?」を、公開情報をもとに整理します。
プロフィール
本名:エドポロ・キング・ショウゴ・セカンド
生年月日:2001年2月8日(大阪府出身)
身長/体重:204cm/約120kg
所属:ROOTS GYM(2025年現在)
競技歴:高校時代は日体大柏高校野球部で通算28本塁打を放つスラッガー→22年に格闘技の道へ
ファイトスタイルの特徴
打撃主導+首相撲からのヒザが最大の武器です。
RIZINデビュー戦では大相撲出身の貴賢神に対し、首相撲から顔面ヒザ→左右の連打で1R KO。
続く酒井リョウ戦は、テイクダウンを受け不利な展開ながら
ロープワークを活かした体勢の入れ替えを見せ最後はマウントの連打でTKO。
逆境をひっくり返す爆発力も証明しました。
一方で、寝技対応やテイクダウンディフェンスの課題も指摘されています。
試合後には榊原信行CEOがワールドGP出場の是非に慎重姿勢を見せた報道もあり、
王道エリート街道というより「伸びしろを磨く段階」にある大型有望株といえます。
人間性:豪快さと誠実さの同居
リング上は豪胆ですが、言動は総じて謙虚で実直。
RIZIN.49後のコメントに象徴されるように「段階を踏む」「支えてくれた人への感謝」を強調するタイプです。
また、コーチ就任を公表する際も、関係者への礼を丁寧に述べており、
移籍や体制変更も周囲への敬意を伴う“筋の通し方”が印象的です。
さらにSNS発信では弟・エドポロ・ケイン(2025年ドラフト2位で日本ハムが指名)にエールを送るなど、
家族思いの素顔も垣間見えます。
競技を越えて互いを鼓舞し合う“エドポロ家の物語”は、より彼の人気を押し上げる温かい要素になりそうですね!
普段のエドポロキング
SNS発信から覗えるエドポロキング選手の素顔には、「常に進化しつづける姿」があります。
公式Instagramでは、自身の練習風景やトレーニング後のポーズ、
日常の一コマを投稿しており、フォロワー数が2万人を超えるなど徐々に人気が出てきています。
投稿には「普段は125kgで生活していて、練習したら落ちるので楽です」という言葉も見られ、
ストイックながらも日常的な体調管理が習慣化している様子。
白黒のトレーニング動画や、
ジムでのスパーリングショットなどでは大きな体でも一つひとつ丁寧に動いている姿が伝わります。
さらに、インタビューで「ヘビー級にトラッシュトークはいらない。結果で見せます」という言葉を残し、
言葉よりも行動で勝負する姿勢を明確にしています。
まとめ
204cmの巨体と圧倒的なパワーで話題を集めるエドポロキング選手。
RIZINヘビー級の未来を担う存在として注目される一方、SNSでは誠実で温かい素顔を見せています。
トレーニング仲間への感謝や、家族への想いを語る姿勢からは、謙虚さと努力を怠らない精神力が伝わります。
派手なパフォーマンスよりも、実力と結果で評価されたい――そんな信念が、彼の“強さ”を形づくっています。
日本格闘技界において、ヘビー級スターはまだ少ない中、
エドポロキングはその空白を埋める新たな象徴となりつつあります。
静かに、しかし確実に――RIZINのリングで、巨人の物語が今、動き出しました。
