劇団四季の看板女優として長年活躍してきた木村花代さん。

いまも舞台やコンサートでその美しい歌声を響かせていますが、やっぱり気になるのは「若い頃はどんな女優さんだったの?」というところではないでしょうか。

今回は、木村花代さんの若い頃にフォーカスして、その足跡を振り返ってみたいと思います。

木村花代のプロフィール

名前木村 花代(きむら はなよ)
生年月日1977年11月28日
出身大阪府守口市
経歴劇団四季研究所を経て入団。若い頃から歌唱力と存在感で注目される。
特徴力強さと透明感を兼ね備えた歌声、観客を惹き込む表現力
現在の活動退団後はミュージカルやコンサートなどで活躍中

大阪府立守口北高校3年生の夏に、劇団四季のオーディションを受けたが、結果不合格に!

大阪で生まれ育った木村さんは、小さい頃から歌うことが大好きだったそうです。

その後、本格的に舞台の道を志し、劇団四季の研究所に入所。

1998年に初舞台を踏むと、持ち前の歌唱力と存在感ですぐに注目を集めました。

木村花代・劇団四季デビュー

劇団四季研究所時代の木村さんは、飲み込みが遅くかなり苦労されたそうです。

そもそもミュージカル俳優をそこまで目指していたわけではないようで、

スタートラインから同期に遅れをとっていたのでしょう。

本人談によると、

はじめ歌は全く歌えなかったし、同期の中でも「(技術の習得が)いちばん遅い生徒」でした。

AllAbout

とても意外な感じがしますね!

どうやらミュージカル界のスーパースターは“努力の人”だったみたいですね。

そんな木村さんの劇団四季でのデビューは、まだ20代前半の時でした。

ただひたすらコツコツと練習を重ね、

舞台裏でも努力を惜しまないその姿勢が、次第に観客の前で大きな花を咲かせていきました。

若い頃から大作の主演級を次々と任されるなんて、劇団四季でもそうそういません。

それだけ実力が評価されていた証拠ですね。

劇団四季時代の主な出演作品

作品名役名
美女と野獣ベル
夢から醒めた夢ピコ/マコ
クレイジー・フォー・ユーポリー・ベーカー
オペラ座の怪人クリスティーヌ・ダーエ
キャッツジェリーロラム=グリドルボーン
アルデールまたは聖女ナタリー
ウィキッドグリンダ
ミュージカル異国の丘宋愛玲
ウエストサイド物語マリア
マンマ・ミーア!ソフィ・シェリダン
ジーザス・クライスト=スーパースターマグダラのマリア
壁抜け男イサベル

非常に多くの作品で、重要なキャラクターを演じていたことがわかりますね!

綺麗なソプラノボイスで多くの観客を魅了しました。

【貴重動画】若い頃の木村花代さん

こちらは貴重な木村さんの劇団四季時代の映像です。

劇団四季の方って、演技中以外の姿はなかなか見る機会がありませんよね。

劇団四季を退団したワケは?

順風満帆のように見えた劇団四季時代の木村花代さん。

2010年に、デビューからずっと過ごした劇団四季を退団することになりました。

その理由は次のとおりです。

  • 未知の世界に挑戦したい
  • お客様との距離を縮め、ダイレクトに伝えたい
  • 女優業の幅を広げたい

やはり表現者としては、いろいろな世界を見てみたくなるものなのでしょうね。

チャレンジ精神を失わないことが、役者としての魅力が増し続ける秘訣なのかもしれません。

劇団四季退団以降の活動を見ていると、円満な退団だったことが伺えます。

退団後は、舞台への出演はもちろん、CM出演、TV番組への出演など活躍の場を広げています。

まとめ

木村花代さんの若い頃は、劇団四季の大舞台で数々のヒロインを演じ、観客を魅了してきた輝かしい時代でした。

劇団四季の歴史を語る上で、欠かせない役者であることは間違いないでしょう。

今も表舞台で輝き続ける木村花代さん。これからの活躍も目が離せませんね。