中島佑気ジョセフ選手といえば、日本短距離界の新星です。

東京2025世界陸上の代表選手にも選出され、ますますその注目度は増すばかり。

出身地やこれまでの成績が気になる!という方も多いはずです。

今回は彼の生い立ちや陸上競技での活躍、そして今後の展望まで一気に紹介していきます。

中島佑気ジョセフプロフィール

名前中島佑気ジョセフ
生年月日2002年3月30日
出身地東京都
身長 192cm
種目短距離(400m、4×400mリレー)
所属東洋大学陸上競技部
自己ベスト400m・44秒84(2025.8 富士北麓ワールドトライアル)
特徴爆発的な加速力と抜群の勝負根性

父親はナイジェリア人、母親は日本人

出身は東京都

日本陸上競技連盟の公式サイトなどで記載がある通り、彼の出身地は東京都です。

〇立川第一中(東京)

〇城西大附城西高(東京)

〇東洋大学

以上の経歴から推測すると、

幼少期は東京都西部で過ごしたと思われます。

いまでも立川市役所を表敬訪問するなど、その繋がりが感じられますね。

陸上を始めたのは小6から

小学生~中学生時代

幼少期から運動神経が抜群で、本格的に陸上を始める前はサッカー選手だった中島少年。

友人からの誘いで、小学6年生の時に初めて陸上教室に入ったようです。

この友人は日本陸上界にとって、ちょっとした功労者ですね!

陸上を始めてしばらくはあまり身が入らなかったようで、

頭角を現し始めたのが中学3年生の時です。

400mに取り組んだ初めてのレースでいきなりの好成績を収め、

強豪ひしめく都大会で3位に入るほどの成長を見せました。

この活躍で陸上の強豪校・城西大学附属城西高等学校から声がかかったそうです。

高校時代

高校時代は怪我に悩まされた中島選手ですが、

3年時にインターハイの出場切符を手にしました。

インタビューで、

「インターハイには行っておかないとと思っていて。めちゃくちゃ緊張しましたけど、今後のキャリアを考える上でも南関東は重要でした」

引用元:4years.

と語っているように、高校3年の南関東大会にかける意気込みは人並みではなかったようです。

そこで出場権を勝ち取るあたり、当時から勝負強さは一級品だったのですね!

大学時代~

中島佑気ジョセフ選手は、東洋大学に進学すると同時により本格的に400mに専念し、大学陸上界の注目株へと成長していきました。

2022年には日本インカレの400mで見事に優勝し、学生トップレベルの実力を証明しました。

さらに世界選手権オレゴン大会では男子4×400mリレーの日本代表として出場し、

4位入賞&アジア新記録という快挙に貢献しました。

この経験が彼にとって大きな自信となり、さらに高いレベルを目指すきっかけになります。

迎えた2023年、日本選手権400mで自身初の優勝を飾り、45秒15という好記録をマーク。

国内トップランナーとしての地位を確立しました。

同年の世界選手権(ブダペスト)では個人400mで準決勝進出を果たし、世界の強豪相手に堂々とした走りを見せます。

大学では陸上部の主将としてチームを引っ張り、リレー種目でも好成績を残しました。

2024年には日本選手権で連覇を達成し、パリオリンピック代表にも選出!

4×400mリレーでは日本代表メンバーとして世界の舞台を走り、

決勝では惜しくも6位という結果に終わりましたが、国際舞台での経験をさらに積み上げました。

そして2025年、富士北麓ワールドトライアルで44秒84という自己ベストを叩き出し、日本歴代3位のタイムで優勝。

大学入学以降、中島選手は着実にタイムを縮め、国内トップから世界と戦う選手へと進化が止まりません。

今後もさらなる記録更新と国際大会での活躍が期待される存在です。

国際大会での主な成績

大会名種目順位
世界選手権(2022年 オレゴン大会)4×400m リレー4位
パリ 2024 オリンピック4×400m リレー6位

まとめ

大学入学以降、ぐんぐん力をつけて日本トップランナーへと成長した中島佑気ジョセフ選手。

日本インカレ優勝や日本選手権連覇、さらに世界選手権やオリンピックでの代表経験と、まさに着実に階段を登ってきました。

東京2025世界陸上での走りにも大きな期待が集まっています。

爆発的なスタートと後半の粘りが魅力の彼が、次にどんなドラマを見せてくれるのかワクワクしますね!

これからも中島選手の走りに注目しながら、一緒にその挑戦を応援していきましょう。