数々のアーティストの名曲を手がけ、日本を代表する音楽プロデューサーとして知られる亀田誠治さん。
その輝かしいキャリアを支える存在が、3歳年上の“姉さん女房”、
シンガーソングライターの下成佐登子(しもなり さとこ)さんです。
今回は、2人の出会いから結婚、共演エピソードや家族との温かいエピソードなどをご紹介します。
下成佐登子さんのプロフィール
下成佐登子(しもなり さとこ)さんは1961年8月26日生まれ。
出身地は宮崎県です。
幼少期からオルガンやピアノなど音楽に親しみ、
中学生の頃にはすでにシンガーソングライターとしての素養を発揮し始めます。
1977年に出場した「第13回ヤマハポピュラーソングコンテスト宮崎大会」で入賞すると、
1978年に出場した「第15回ヤマハポピュラーソングコンテスト九州本選会」でグランプリを獲得。
グランプリ受賞曲「秋の一日」で、その年の8月にデビューしました。
その後、アニメ『ひみつのアッコちゃん』や『三丁目の夕日』など人気作品の主題歌を担当。
幅広い世代に親しまれる存在となり、
テレビやラジオを通じてその歌声は多くの人の記憶に残っています。
シンガーとしてだけでなく、作曲やコーラスでも活躍し、
一時期は子育てや家庭生活を優先して第一線から距離を置いていましたが、
音楽から完全に離れることはなく活動を継続しています。
2012年以降はライブ活動を中心に本格的に復帰し、
デビュー当時と変わらぬ澄んだ声で観客を魅了しています。
亀田さんとの結婚
亀田誠治さんと結婚したのは1991年のことです。
3歳年上の“姉さん女房”として夫を支え、温かい家庭を築いてきました。
息子2人にも恵まれ、母としての顔を持ちながら音楽活動を続ける姿は、
同世代の女性にとっても大きな励みとなっています。
また、2015年には自身のライブで亀田誠治さんと共演しました。
亀田さんがピアノを弾き、下成さんが歌うという夫婦ならではの特別なステージは、
ファンにとって忘れられないひとときとなりました。
シンガーソングライターとしての表現力と、家庭人としての温かさ。
その両方を兼ね備えた下成佐登子さんは、これからも人々の心に寄り添い続ける存在であり続けるでしょう。
亀田誠治さんのプロフィール
亀田誠治さんは1964年6月3日、東京都江東区生まれ。
幼少期から音楽に親しみ、高校時代にバンド活動を始めました。
早稲田大学第一文学部に進学し、一年留年するものの大学を卒業。
その後、スタジオミュージシャンやアレンジャーとしてキャリアを積み重ね、
1980年代後半からプロとして活動を本格化させます。
1990年代には平井堅さん、スピッツ、アンジェラ・アキさんらを手がけ、
プロデューサーとして評価を確立しました。
椎名林檎さんとの出会いから、
バンド「東京事変」に参加しベーシストとしても活躍しました。
GLAY、いきものがかり、YUKI、ポルノグラフィティなど、
幅広いジャンルのアーティストをサポートしてきた実績は圧倒的です。
また、2007年には日本レコード大賞編曲賞を受賞するなど、音楽界で高い評価を得ています。
教育的な活動にも積極的で、
NHK Eテレの人気番組『亀田音楽専門学校』では音楽理論をわかりやすく解説し、
多くの視聴者に「音楽って面白い!」と感じさせました。
第一線で活躍を続けながらも、家庭では2人の息子を育てる父親でもあり、
SNSでは家族に関するエピソードを語ることも。
人柄の温かさもあって、多くのファンから親しまれる存在です。
妻・下成佐登子さんとの出会いと結婚
亀田誠治さんと下成佐登子さんの出会いは、音楽を通じて自然に育まれたものでした。
シンガーソングライターとして活動していた下成さんと、
アレンジャー・ベーシストとして頭角を現していた亀田さん。
互いに音楽の世界に生きる者同士として共鳴し、次第に距離を縮めていきました。
1991年に結婚をし、以降30年以上にわたり夫婦として人生をともに歩んでいます。
結婚当初、亀田さんはまだ現在のように著名なプロデューサーではなく、
下成さんの方が世間に知られた存在でした。
いわゆる“姉さん女房”として家庭をリードしながら、夫のキャリアを支えてきたのが下成さんです。
やがて亀田さんが数々のヒット作を世に送り出し、日本を代表する音楽プロデューサーとなるまでの背景には、
妻として、そして音楽仲間としての下成さんの存在がありました。
また、お二人は二人の息子にも恵まれ、音楽と家庭を両立させながら豊かな人生を築いてきました。
夫婦で支え合いながらキャリアを歩んできた姿は、
多くのファンにとって理想のパートナーシップとして映っています。
家族構成と子どもたち
お二人には息子さんが二人います。
2人とももう立派に成人されています。
亀田さんはSNSやインタビューで父親としての一面を語ることもあり、家族仲の良さが伝わってきます。
たとえば、息子さんとの携帯電話の取り違えエピソードをユーモラスに紹介するなど、
音楽家としての厳しさとは別の、温かい父親像を垣間見ることができます。
現在はお孫さんもいらっしゃるようですね。
夫婦の共演
2015年、下成佐登子さんのライブで夫婦共演が実現しました。
亀田さんがアップライトピアノを弾き、妻の歌声を支えるという特別なステージは、
多くのファンの心に残る出来事となりました。
音楽の現場で互いに支え合う姿は、まさに二人の信頼関係を象徴しているように映りました。
まとめ
音楽プロデューサーとして第一線で活躍し続ける亀田誠治さん。
その裏で支え続けているのが、
妻でありシンガーソングライターでもある下成佐登子さんです。
出会いから結婚、共演、そして家族との日常まで、
お二人の物語はまさに「音楽とともにある人生」を体現しています。
今後も夫婦として、そして音楽家として、
どのような新しいエピソードを届けてくれるのか注目していきたいですね。